小十郎はウサギの耳と尻尾がついたまま、政宗の腕を引いた。
「こじゅっ…」
「ギャーごめんなさい小十郎さん…!!政宗さんを許してあげて―!!」
「許すも何も…俺は奉仕するだけだぞ?」
小十郎は網タイツを取り、丁度いい長さに破いた。
「おい!?」
政宗を押さえ付けて、腕を背に回し、手首をタイツでぐるぐると縛り始めた。
「小十郎!!何しやがる!!」
「政宗様、叫ぶと人が来ます」
「おう!!いいじゃねぇか何度でも叫んでやるよ!!」
「はぁ…では…」
「えっ…」
小十郎は、どうすればいいか判らずただ立っていたの足首を掴み、引っ張った。
は尻餅をついて痛そうに顔を歪めたが、小十郎はそのまま俯せになる政宗の目の前にを引き摺る。
自分の膝の上に乗せて、背後から抱きしめた。
「見られてしまっても良いのですか?」
「やっ…小十郎さん!!」
の着物の帯を解いて、手をの服の中に滑り込ませた。
「おい!!小十郎!!やめろって!!」
「…はあまり経験が無いか?なら外のほうが感じるかな…」
「小十郎さん!!やだ!!恥ずかしいよ!!あっ…」
は小十郎に内腿を撫でられてびくりと震えた。
そして顔が赤くなる。
「……」
「こじゅうろうさん…恥ずかしい…!!」
そういうと、はきゅっと唇を結んだ。
小十郎の手はの秘所を弄り始めた。
「小十郎…!!」
「あ、ア、小十郎さん…!!政宗さんが…見て…見てるからぁ…!!やだあ…!!」
小十郎はの目を右手で覆った。
本気で恥ずかしがっているようで、にはそういった趣味はないようだ。
それを察した小十郎のわずかな気配りだった。
「こじゅうろ…さん…」
「気持ちいいか?」
「わかんない…わかんな…あ、あぁ…」
小十郎はの耳元に優しい言葉をかけながら、ゆっくり左手での足を広げていった。
は小十郎にもたれかかってしまい、両腕は小十郎の左腕を必死に掴んでいた。
「………」
政宗はごくりと唾を飲み込んでしまった。
「あっあ…!!やぁ…!!」
小十郎は先程までゆっくりゆっくり指を動かしていたが、突然上下左右に激しく指を動かし始めた。
の足がぴくぴくと震え、腹に力が入る。
「…イきそうか?」
「知らないっ…知らな…んっん…あ、あ!!や、だめ…だめぇ!!!」
ビクンとが一度全身を震わせると、小十郎はふっと笑ってから手を離した。
「あ…あ…」
余韻に浸るを横たえると、小十郎はの蜜で濡れたままの指先で、政宗の頬を撫でた。
「こじゅ…」
「さすがにいきなりじゃあまり濡れませんな。政宗様…続きは政宗様が…」
「おい…!!」
小十郎は政宗を起こし、背後に座った。
「政宗様は…何を欲してらっしゃるのか…」
「…っ!!」
政宗の下腹部にすでに反り立った肉棒を着物から取り出すと、小十郎はにやりと笑った。
「に、挿れたいのですか?それとも俺が…?」
「まてっ…!!」
小十郎が手で早速扱き始めた。
「こじゅっ…!!離せ…!!!ウサギのくせに…!!」
「、来なさい」
「え…」
小十郎はぼーっとしていたを呼んだ。
「政宗様の前に座りなさい」
「政宗さん…」
「来るなっ…」
は政宗の声を押し殺して息を漏らす顔を凝視した。
自然と心拍数が上がってしまう。
「政宗さん…小十郎さんにされて、気持ちいいの…?」
のそのそとは政宗に近付いた。
「はっ、は…」
政宗は返事が出来なかった。
目を閉じて、歯を食いしばって、の前でだらしなく達してしまわないように必死に耐えた。
「政宗様、小十郎はしっかりと奉仕できていますでしょうか…?」
「!!」
小十郎はそう言うのと同時に、しごく手を末端で急に止めて先端に親指を当てた。
ぎゅっと強く握られ、親指は先端をぐりぐりと抉る。
「いたっ…あ、あっ…あ!!」
「!!!」
耐えられずに政宗は体を震わせた。
目の前にいたに白濁した液がかかる。
「あ…すまん……」
政宗は息を整えながらに詫びた。
小十郎は政宗の腕を解放し、政宗の耳に呟いた。
「…どうしますか?」
「…っ!!」
若さ故、一度だけでは足りないと政宗のものは主張し続けている。
正直に言えばにぶっこんでしまいたい。
泣き叫ぶまで掻き回してやりたい。
「…、政宗様のものがかかってしまったか…」
「はい…」
胸やお腹についてしまったものをは不思議そうに弄っていた。
「政宗さん…気持ち良さそうだったね…」
「、今度はが政宗様を気持ち良くさせて差し上げなさい。」
「え…?」
「こじゅっ!!」
小十郎が手を伸ばし、の腕を一気に引き、政宗にもたれかからせた。
「…政宗様、さぁ…」
「……」
「まさむね、さん…」
政宗はの胸に手を伸ばした。
柔らかくて弾力がある。
「政宗さん…」
不安そうな顔を政宗に向けるが、政宗のほうが余裕がなかった。
「……」
そっと口づけをするが、足りない。
「ん…ぅ…!!は…」
優しくしてやりたいと思うのに、なかなかそう出来ない。
気がつけば夢中になっての歯列に舌を這わせ、口腔を掻き回し、の舌を吸っていた。
「政宗様、が苦しそうです。」
「は…」
小十郎に少し頭を引かれ、目を開けると、が唾液を口元から一筋垂らしながらはぁはぁと息をあげていた。
「…」
「政宗さん…」
政宗は今度はが零した唾液に舌を這わせ、そのまま首筋も舐めあげた。
「政宗様…」
「ちょっ…こじゅ!!」
小十郎も背後からまた政宗のものを掴み、ゆっくり手を動かした。
「うっ…」
「…の前でそのような声…恥ずかしくはありませんか?」
「だったらやめっ…」
「政宗様はほら…をほぐしてあげないと…」
「……」
政宗はの下腹部に手を伸ばした。
先程の小十郎の行為により、トロリとした感触がする。
「政宗さん…」
が両手で政宗の腕を掴んだ。
「恥ずかしがらなくていい…」
つぷ、と中指を挿れてみれば、は腰を引いた。
「どうし…」
「い、いたいぃ…」
「これだけでか…?」
「まだ…慣れないよ…!!」
「…少し我慢だ」
「…はい…」
少しずつ少しずつ指を深くいれていくと、くちゅ、と水音がした。
「あ…」
の頬が赤くなった。
「ん…ん…」
「狭い…大丈夫か…?」
「慣らしていけば大丈夫ですよ…」
「うん…大丈夫…」
がわずかに目を開けると、小十郎の手が政宗のものを弄っている。
慌てて目を閉じた。
「……もう我慢できねぇ…」
「え…でも…ひゃ!!」
の自分に縋り付いていた手を解き、寝かせて腰を掴んだ。
政宗のものがぴとりと当たった。
「…は、入んないよぉ…」
その硬さと大きさには怯えてしまった。
待ってくれと、政宗に両手を伸ばす。
「俺のなんか…小十郎のよりましだっての…!!」
「そういう問題じゃっ!!」
「…さっきより…濡れてるだろ…」
ゆっくり挿れ始めると、は目をきつく閉じた。
「いたっ…あ、いたい…」
「政宗様…もう少しゆっくりと…」
「っ…やべ…キツくて…」
半分まで入ったところで、政宗は腰を動かしはじめた。
「あっ、ア、や、やだぁ…」
「…可愛いぜ…」
「う、そ…嘘言わないで…!!見ないで…!!あ、あ!!」
辛そうに顔を歪めて揺さぶられるが可愛くて堪らない。
勢いにまかせて腰を揺らせば、の中に政宗のものが全て収まってしまった。
「ひ…ぃっ…まさむねさ…むり…むりぃ…!!」
「ダラダラここから溢れてんのは何だよ、?腰は引けてんのにここはヒクヒクしてんな?」
「そ、そんなこと言うなぁ…!!」
指での充血した蕾を摘むと、ビクンと震えた。
政宗は堪らなくなり、顔を良く見ようとに覆いかぶさった。
「気持ちいいんだろ…?…俺の名前呼べよ…!!」
「まさ、むね、さ…頭…へんになる…!!こわい…こわい…!!」
「怖くねぇよ…お前もイけよ…!!ここ、ぐちょぐちょに濡らしてよ…!!」
「い、や…いやぁ…!!」
互いの肉がぶつかりあう音が室内に響く。
完全に存在を無視され、小十郎は頭を掻いた。
「…まぁ…二人共若いからな…」
「あっ、あ…あ!!」
の体が大きく震え、腰を反らせた。
達したのだろうが、政宗は構わず行為を続けた。
「あー、政宗様…優しくしてあげないと…」
政宗は容赦なく腰を打ち付け、気持ちよさそうにしているのだが、の声は苦しそうなものになっていた。
「やれやれ…」
政宗の背後からを覗くと、ボロボロと涙が零れている。
「…政宗様…」
「あ、なん、だよ…」
小十郎が政宗の腰を掴み、行為を止めさせた。
「動物じゃないんですから…もっと余裕もって…」
「ふざけんな!!誰のせいだよ!!」
小十郎の制止を聞かず、政宗の腰が小刻みに動いた。
早く出したくて、辛いようだ。
「ふぇ…小十郎さん…わたしもう…むりだよ…たすけて…」
「仕方ないな、では…」
「…?」
小十郎が政宗との結合部に手を伸ばした。
どちらのものとも判らない、溢れる粘液を指ですくう。
「…なんだよ?」
「政宗様がに優しくできるよう、お手伝いを。」
「…は?…う、わぁ!?」
「!!」
政宗の体が震え、も反応してしまった。
「まさむねさん…?こじゅうろうさん…?」
「ふざけ…んな…!!」
「おや…良さそうですね、政宗様…」
ビクビクと政宗の体が震える。
何をしているのかと、は体を起こした。
「…!!」
小十郎が、先程の粘液を潤滑油代わりにして、政宗の後ろに指を入れていた。
は驚いてしまったが、それ以上に、顔を赤くして感じている政宗が可愛いと感じてしまった。
「あぅ、あ、小十郎さん…政宗さんの…中でビクビクして…」
も身をよじった。
「…そうか…ここがいいんですか?政宗様…」
「やめろって…!!もう何がなんだか…!!」
混乱する政宗を放っておけず、は上半身を起こして、政宗の首に腕を回した。
「聞いたことある…男の人…前立腺いじられると…感じちゃう人いるって…」
「ぜん、りつせん…?もうなんでもいい…はや、く…」
「うん…」
は慣れないながらも懸命に腰を振った。
政宗の可愛い顔がたくさん見たいと、その一心だった。
「っ、あ…!!」
「ばか…!!おまっ…」
そう思ってもなかなか上手にはできず、抜けてしまった。
「ごめんなさい…」
は早く挿れないとと焦ったが、自分でなどやったことがなくて判らず、慌ててしまった。
「…」
小十郎に呼ばれて顔を向けると、右手人差し指を自分の唇に当てていた。
「…政宗さん…」
「なんだよ…」
「もう中はだめ…口でしてあげる…」
「は!?出来るのかよ!?痛くすんなよ!?」
「うん…」
小十郎がなぜ自分にそう促したのかは判らないが、脈打つ政宗のものを手でしごき、恐る恐る舌を這わせた。
「っ…」
とてもじゃないけど美味しいとは言えないし、においもキツい。
「う…」
しかも、今まで自分の中に入っていたもの。
「あ…!!」
「!!」
ゆっくり舐めていると、政宗の体が前屈した。
「あ…」
小十郎が思い切り指を出し入れしている。
「あ、あぁ…でる…で、る…」
に腰を振る政宗に、小十郎が指で激しく攻め立てるのは難しかったのだろう。
だから抜けたとき、口でするよう指示したのか。
「こじゅ、こ、じゅ…!!またに…!!」
「ひゃ…!!」
先程よりも大量の液がの顔を濡らした。
「…あ、あ、まだ…でてる…政宗さんの…いっぱい…」
断続的に政宗の精液は吐き出され、の体を汚していった。
「二人共、ちゃんとお風呂入るんですよ?まだにおいますから。」
「はーい…」
「おーッス…」
政宗とは体がだるくて倒れていた。
その横で、仮眠を取り、耳も尻尾もすでに消えていた小十郎は支度を整えていた。
「では小十郎は先に。」
戸を開けて、小十郎は仕事へ行ってしまった。
「なぁ…何で小十郎はあんなに平然としてんだよ…あいつヌいてねぇよな…?」
「うん…何でだろ…ウサギ効果…?」
「それこそ訳わかんねぇ…」
政宗ははっとし、がばっと起き上がった。
「仕事とかいって、実は一人でヌくとか!?おい…!!後つけようぜ…!!」
「…なんで…?」
「だから、その場を目撃して、やらしい奴だな小十郎…って言ってやるんだよ!!このままじゃ…」
「…そんなこと言ったらにっこり笑って、ええ、そうなんです…助けてくださいとか言って、今度は小十郎さんの、挿れられちゃうよ…?私か政宗さんどちらを選ぶか判りませんが…」
「………」
政宗はまた寝転んだ。
「…」
「はい…?」
「今度口でのやり方と腰の振り方教えてやる…」
「…話逸らすな…」
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はじめて書いて裏夢が3P…
でも管理人には思い入れある3人なんでアブノーマルだと思わないし違和感ないんですよどうしよう…
でも主人公の初めてがこれだったら可哀相かと思い経験済みに…
読んで下さりありがとうございました!!
こ、こんなのですいません…!!